大腸内視鏡検査とは
大腸内視鏡検査とは、先端に高性能カメラがついた細いチューブを肛門から挿入し、大腸全体・小腸の一部を観察する検査です。
大腸内視鏡は長さ1m20cm程、径1.2cmの細長い管で、先端の部分にカメラがあり大腸の内腔である大腸粘膜の映像がファイバーを伝いモニター画面に動画として表示されます。さらに大腸ファイバーには中に細い管が入るトンネルがあり、処置具である生検鉗子やスネアを通し、粘膜の採取や、大腸ポリープの手術を行なったりすることができます。
大腸内視鏡検査を行うことで、大腸がんを早期発見できるだけでなく、良性のうちにポリープを切除することで大腸がんを未然に予防できます。
画像は実際に大腸内視鏡でポリープを切除している写真です。
大腸内視鏡で撮影した写真
実際に撮影した際の写真です。
横行結腸ポリープの内視鏡的切除術
大腸がん、早期発見!早期治療!
大腸がんは近年の食生活の欧米化と共に増えています。通常、がんの広がりが粘膜下層までにとどまっているものが早期がん、
筋層以下まで進んだものが進行がんと分類されていますが、
大腸の早期がんは2cm以下の小さなものがほとんどで自覚症状がありません。
大腸がんも他のがんと同様、早期であれば内視鏡治療や手術で完治する割合は高いとされています。
そのためには自覚症状が現れる前から、定期的に検診を受ける事が大切になってきます。
当院ではご要望に応じて大腸内視鏡検査を承っております。
気になっている方は一度検査を受けられる事をお薦めします。
リカバリールーム
大腸内視鏡検査では基本的に鎮静剤を使用して行っておりますが、
検査後、充分お休みいただくため、快適にくつろげるリカバリールームを用意しています。
インフォームドコンセント
当院では内視鏡検査を施行する際、患者様の有益性を第一に考え、インフォームドコンセントを重視しています。 苦痛が少ないと言われている経鼻内視鏡検査や鎮静剤を使った内視鏡検査も行っておりますが、 それぞれの内視鏡検査の違い、メリットなどについて説明し、患者様と共に選んだ最良の方法で検査を行っています。
注意事項
分からないことがありましたら、遠慮なくおたずねください。 帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たりしたら、お電話でご連絡ください。 次回来院の指示がありましたら、必ずご来院ください。