経口内視鏡とは
細くて軟らかいファイバースコープ(管)を口から挿入し、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。
管の太さ(口径)は約9㎜で、経鼻内視鏡と比べますとやや太いのですが、その分明るく高画質で観察する事ができます。
経口内視鏡で撮影した写真
実際に撮影した際の写真です。
胃ポリープ
検査当日の流れ
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1受付
予約時間の10分前にはクリニックに着くようにし、受付を済ませます。
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2問診
安全に検査を行うため、事前に以下のようなことをおたずねします。
- 薬のアレルギーはありますか?
- 血が止まりにくいことはありますか?
- 血液をサラサラにする薬を飲んでいますか?
- 肝臓が悪いと言われたことはありますか?
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3前処置
- 消泡剤・粘液溶解剤を飲みます。胃の中をきれいにします。
- のどの奥に麻酔薬を2分間溜めていただき局所麻酔を行います。
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4内視鏡挿入
潤滑剤を塗った内視鏡を口から挿入し食道・胃・十二指腸へと観察してゆきます。検査は5~10分程度です。
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5検査後
検査結果や治療についての話を聞きます。
鎮静剤を使用した内視鏡検査について
なるべく楽に内視鏡検査を受けたいと思われる方に対しまして、ご希望があれば鎮静剤を静脈注射してから検査を行っています。
その場合は検査後1時間程度お休みしていただいてから結果説明をします。
検査当日は眠気が残る場合がありますので車の運転等はしない様お願いしています。
リカバリールーム
鎮静剤を使用した場合、検査後充分お休みいただくため、快適にくつろげるリカバリールームを用意しています。
インフォームドコンセント
当院では内視鏡検査を施行する際、患者様の有益性を第一に考え、インフォームドコンセントを重視しています。
苦痛が少ないと言われている経鼻内視鏡検査や鎮静剤を使った内視鏡検査も行っておりますが、
それぞれの内視鏡検査の違い、メリットなどについて説明し、患者様と共に選んだ最良の方法で検査を行っています。
注意事項
分からないことがありましたら、遠慮なくおたずねください。
帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たりしたら、お電話でご連絡ください。
次回来院の指示がありましたら、必ずご来院ください。